相続税診断結果サンプル

 亡くなった人のうち、相続税が課税されるのは例年5%程度と、さほど多くはありません。これは、相続税の基礎控除(5000万円+法定相続人数×1000万円)や各種税額控除があるためです。保有資産がそれほど多くなければ課税されないケースも多くあります。亡くなった場合には必ず相続税が課税されると思っている人や、一方で多くの資産を所有しているにもかかわらず生前何の対策もせずに、亡くなってから残された遺族が困り果てるというケースも多く見受けられます。

 相続税が課税されるのは5%程度といっても、ひとたび課税されるとなると、税額は多額になるので注意が必要です。税額が多額といっても、相続財産以上にとられることはないといって高をくくっていると痛い目にあいます。
 というのも、相続財産のほとんどを不動産が占めることが多く、相続が発生したばかりに長年住んだ自宅を泣く泣く廉価で売らざるを得なくなるケースが多いからです。

 この診断は、相続が発生してから慌てないために、もし相続が発生したら相続税はどのくらいかかるのかを事前に把握しておいていただくためのものです。その上で、いろいろな相続対策を考えていかなければなりません。

 

いろいろな相続対策

 ひとくちに相続対策といっても、いろいろな側面から考えていかなければなりません。

1.遺産分割対策

相続税がかからない場合にも、だれが何を相続するかという問題は必ず発生します。相続が発生してから身内でもめないように、事前に話し合いをして遺言書や生前贈与などで対策をしておきます。

2.納税資金対策

相続税が発生した場合、どうやってその税金を納めるかということは大きな問題です。相続財産が全て現金であれば納税資金については心配することはありませんが、不動産や非公開株式など換金しにくいものがその多くを占める場合は、納税資金の確保が重要な課題になります。

3.相続税の引き下げ対策

相続税が発生しそうであることがわかったら、なるべくその税額が少なくなるような対策をしておくべきです。ひとつの正解というものはありませんが、その方法は多岐にわたりますので専門家への相談が不可欠でしょう。

 

 相続税診断サービスは、将来予想される相続税を無料で試算します。ご希望の方は以下から相続税診断シート(PDFファイル)をダウンロードの上、必要事項をご記入後当社宛FAX(#03-5731-6238)してください。お申込みいただいてから2~3日後に診断結果について回答させていただきます。

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