15~30秒の短いCMの中では、当然ながら商品のいい部分しか伝えようとしません。契約者にとって不利なことや注意しなければならないことは、CMの終わりの方で小さい字で表示されますが、よっぽど動体視力のいい人でないと読み取れないでしょう。まして、その内容も限られています。

 通販で保険契約をする場合には、保険会社から申込書と一緒に送られてくるパンフレットや重要事項説明書等の資料を熟読し、その内容を自ら理解しなければなりません。重要事項説明書には、先に述べた契約者にとって不利なこと(保険金が支払われない場合等)や諸々の注意事項が記載されています。しかしながら、難解な表現が多くどれだけの人がきちんと内容を理解できているのか常々心配になります。

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