TVコマーシャルでもよく耳にする「生涯保険料が変わらないから安心」というフレーズ。今回はこれについて、10年更新型と終身型の医療保険を例にとって検証してみます。

 10年更新型とは、10年毎に同じ保険を更新していくもので、たとえ更新時に病気であったとしても無条件で更新が可能です。80才(保険会社によっては90才)になるまで更新していくことができますが、更新時の保険料はその時の年令と保険料率で再計算されるので、10年毎に保険料が高くなっていきます。一方終身型は、契約当初の保険料が生涯一定で、保障期間は文字通り終身(死ぬまで保障)です。

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